被災地石巻から X

F 防災グッズと備蓄

非常時持ち出し防災リュックは、各自宅、各施設によってそれぞれの仕様で準備をされていると思います。当院のリュックの中身は、懐中電灯、飲料水(500ml)、防寒ブランケット、乾パン(缶詰)、簡易トイレ(大、小用)、タオル、軍手袋、ヘルメット、ホイッスル、ウェットティッシュ、ポケットティッシュ2コ、で病室各ベッドサイドに置いています。

まだ足りないもの、余分なものもあるかもしれませんが、基本は逃げる時に背負って走れる重さにとどめることです。これだけでもずっしりとします。

余震が続いていましたし、車に代わり自転車を使いますし、泥で滑りやすくなりますしヘルメットは必需でした。意外と乾パンが美味しいのに感動しました。

今回のように停電が長引くと、乾電池を多く使います。少し不足してしまったのは反省で、備蓄を増やしています。

携帯ラジオも足りませんでした。各病室、各家族単位で使えるぐらいに用意したいものです。

便器にセッティングするタイプの携帯トイレ、ゴミ袋は大量に準備していたので助かりました。トイレに置くアロマ的なものもあったほうがよいでしょう。

長靴、たくさんの軍手袋も必要です。水没を逃れた自宅2階に置いてあった古着、ジャージー類も捨てないでいて正解でした。

左は、最近取り寄せたコールマンのLEDランタンで、単一乾電池8本で75時間点灯可能です。4つに分割できる脱着式も特長です。

ローソクも準備はしていましたが、夜間の明り取りに有用かと思います。

食料の備蓄も一応の目安とされる「3日分は」確保していました。ただ、一部持ち出すことは出来ましたが、多くを自宅と1階厨房に置いていたため想定していなかった津波で献立のやりくりに苦労していたようです。

幸いにも大型の業務用冷凍冷蔵庫が仰向けに倒れて、津波に浮いていたのでしょうか内部は全く問題なく、寒い日も続いていたので腐敗もせず、しばらくの間、少しずつ取り出しながら使っていました。

水が引いた4日目以降は、差し入れもあり何とかつなぐことが出来ましたが、これからは備蓄の食料も3階に保管することにしました。賞味有効期限がありますので時々チェックして、切れる前に利用して補充していくことも必要です。

殆どの避難所で食料の確保には大変な苦労がありました。当院はその点、厨房もありましたしまだまだ恵まれていたほうです。非常時、何でも美味いものです。立ち上がるためのエネルギー源です。

G 震災から3か月(フォト集)